「web集客の何をお願いすればいいのか分からない」飲食店の心強いパートナー
今年の3月には地域密着型経営で蓄積されたノウハウを活かし、フィットネス事業もスタート。好調な売上を維持しています。
ただ一方で、コロナによる飲食事業へのダメージは完全には癒えておらず、web集客や人材確保などの課題に継続して取り組まれておられます。
本記事では、同社の代表取締役である中島様をお迎えし、ウマクの飲食店支援事業を導入くださった経緯から実際のご支援内容、実感した成果等を伺いました。
貴社の企業概要を教えて下さい
中島氏:メインは飲食事業で、堺をはじめとする大阪市内南部を拠点に、居酒屋7店を経営しています。農家直営のお肉とワインが楽しめるバル風のお店もあれば、女性ひとりでも気軽に入れる日本酒とおでんのスタンド酒場もあり、それぞれコンセプトの違うお店を展開しています。7店舗全てを直径4km範囲に出店する戦略を取っているので、地域の方々からの認知度と信頼度の高さがうちの強みですね。常連さんの中には「1日にいくつてんてんのお店を回れるかな」と、グループ店をハシゴしてくださるコアなお客さんもいらっしゃるほどです。
地域に根付いた店舗展開を強みとされる貴社が、どのような経緯でウマクを知り、ご支援をお任せ頂けることになったのでしょうか?
中島氏:前提として、僕は基本紹介なしの営業は受け入れないようにしてるんです。飲食店をやっていると多くの営業からアプローチを受けますが、ほぼお断りしているんですね。何故かというと、特にweb回りは僕自身詳しくないのは自覚しているので、もし信頼できない人に任せて、全部向こうの言いなりになってしまったらすごく危険ですから。
でもウマクの清水さんとは、人のご縁で出会ったので安心でした。うちのお店のすぐ近くにお付き合いのある自転車屋さんがありまして、そこのオーナーさんがたまたま清水さんの同級生だったんですよね。それでおふたりがお店に食べにきてくれた時に、一緒に色々お話しさせてもらいました。
「実はうちにはこんな弱みがあるんです」と僕が話したら、清水さんが「ほな手伝わせてください!」と言ってくださって。「あ、じゃあぜひお願いします!」と、その場でトントン拍子に話が進みました。
担当コンサルタントの印象を教えてください。
中島氏:さっきもお伝えしたように僕は見ず知らずの人には厳しいですが、清水さんは信頼できる方のご紹介だったので心配はなかったですね。初めに食事をしながら人となりを知ることもできましたし、この人なら安心だと感じた上でサポートをスタートさせて頂きました。関係が始まって1年半ほど経ちますが、清水さんに感じた誠実なお人柄は、今も変わってないですよ。
代表取締役 中島一薫 氏
webを活用した自社の情報発信に苦手意識。定例会を設けることでGoogleビジネスプロフィールの活用が各店舗スタッフにも浸透。
当時はどのような課題を感じられていたのでしょうか?
中島氏:SNS含めweb全般が弱かったんですよね。なにしろ自分も含め社内に詳しい人が誰もいなかったので、ほぼ手付かずな状態でした。
必要性は感じていながらも、自社情報の発信をwebですることについてのノウハウが0だったんです。そんな中で清水さんにサポートに入って頂いて、そこで初めて各店舗ごとに必要なツールやその使い方について詳しく知ることが出来ました。
具体的な支援内容として、どのように進めていますか?
中島氏:各店舗での整備をサポート頂いているのはGoogleビジネス プロフィール(旧称: Google マイビジネス)ですね。 Googleビジネス プロフィールのページは僕が昔作りはしたものの、店舗の誰もページの見方すらわかっていない状況でしたから、清水さんには最初ログイン方法から丁寧に教えて頂きましたね。そこからはページへの効果的な店舗情報の載せ方であったり、お客様がくださったコメントへの返事の仕方、アクセスデータの見方まで、実践的な内容を手取り足取り教えて頂いてます。
毎月1回は店長会議に清水さんもお呼びしているので、そこで店舗のGoogleビジネス プロフィールの活用状況等をチェック頂いてます。またその定例会は、web集客方法について清水さんに教えて頂く勉強会の場にもなっています。
月1回の定例勉強会は、どういったテーマで実施されているのでしょうか?
中島氏:清水さんの方で、毎回テーマを決めてくださっていますね。
清水:飲食店にとって必要なweb集客方法全般の中から、その時々の状況に合わせて、ホットな最新情報を選んでお話ししていますね。
中島氏:TikTokの活用方法など、知りたかったけれどもキャッチアップできていなかった知識を事例を交えて教えて頂けているので、大変助かってます。
清水:ありがとうございます。Googleビジネス プロフィールだけでなく、今後は順を追ってSNSやオフィシャルサイトの運用についても、数値目標やルールを設けるところからアドバイスさせて頂きたいですね。
実践的な取り組みによって得られた成果
ウマクの支援を導入頂いてから、スタッフの皆様の意識や行動に変化を感じる場面はございますか?
中島氏:前述のとおりwebについて全く無知な状態から考えたら、スタッフひとりひとりの意識は明らかに変わったと思います。例えば清水さんにサポート頂く前は、Google MapやSNSにお客様からコメントを書き込んで頂いても、どう返事すればいいかすらわかっていなかった。そもそも書き込みを見てもいなかった状態です。
でも今は、月1の定例会でスタッフ達が疑問を直接清水さんに聞くことができますし、もし店舗の対応が不適切だったら清水さんからご注意頂いたりもしている。そんな取り組みの中で、最初は0に近かったスタッフのwebリテラシーも、確実に根付いていっていると思います。
コロナになって状況がガラッと変わり、お客様の流れも一から検証にはなりますが、効果がこれからどのように見え始めるのか楽しみですね。
今後の貴社の展望をお伺いできますでしょうか?
中島氏:今後の2年は社内の強化ですね。店舗を増やすのではなく、質の向上を目指します。そう考えるきっかけになったのは、長く働いてくれていた有望なスタッフがコロナ禍で数人続けて辞めてしまったことでした。店を去った原因は、突き詰めれば「会社の夢を一緒に見せてあげることができなかった」からだと自分は受け止めています。
だからこれからの2年は、人が減ってしまった分採用と育成で補強し、各々が夢を持って働ける環境を整えたい。そして結果的に利益面でもしっかりプラスを作っていきたい。
大事なスタッフを失った反省を込めて、思い切って店長クラスの成果給を上げたんです。実際の金額で言うと、もちろん目標を達成したらではありますが、店長クラスで50万近い月給を打ち出しています。加えてうちは福利厚生も数多く整備しているので、子連れ出勤可能など小さい子供のいるママさんでも働きやすい環境なんですよ。
アフターコロナの採用課題。対話を通して最適解を共に考える。
素晴らしい待遇です!最後に、御社の中長期戦略におけるウマクへの期待を教えてください。
中島:手前味噌ながらこんなに強みが揃っているのに、採用で苦戦してまして。求人媒体に掲載していても、なかなか応募が来ないんですよね。
清水:給与面でも福利厚生でも、これだけ破格な条件が揃っているにも関わらず募集が集まらないのは意外ですね。もしかしたら求人媒体上のページがそもそも見られていないのが原因かもしれません。またコミュニケーションしましょう!
中島:是非ともお願いします!清水さんにお願いして良かったと感じるのは、まさにこういうところなんです。何気ない会話の中から、うちの困りごとを拾い上げて、解決策を提案してもらえる。
僕もですがきっと多くの飲食店が、そもそも自分達が「何ができていない」のかわかっていない。だからいざプロに頼む段階になっても、何をお願いしていいのかがわからないんですよね。
でも、清水さんなら目線を合わせてまず話を聞いてくれて、「そういう事情ならうちはこれができますよ」と、良いも悪いも含めてハッキリ提案してもらえる。これが、ウマクさんの非常に良いところだと感じています。やっぱり餅は餅屋ですから。
「ビジネスで大事なのは人とのご縁」と仰る中島様に、パートナーとしてご信頼を寄せて頂けていることが非常に光栄です。
本日は誠にありがとうございました!
※株式会社てんてん様の採用情報はこちら
https://tenten-dream.co.jp/recruit/
ウマクでは、本質的なマーケティング課題と組織的課題に向き合い「人」に寄り添った伴走型のコンサルティングを心がけています。カジュアルに無料相談して頂けるとウマク支援します。